2012年01月31日

1/30 欧米市場

      ドル/円          ユーロ/円          ユーロ/ドル

    76.21-76.75      99.99-100.94      1.3077-1.3163

NY17:00    76.27           101.17             1.3134

○27日の市場で注目された材料
1. ポルトガル10年国債利回りが、ユーロ導入以来の最高水準へ上昇(日本時間20:30前) 

2. ユーロ/スイスフランが、スイス中銀のターゲットの1.2050フランを割りこむ(同22:00過ぎ)
  → ユーロ/ドルが1.31ドル前半から1.30ドル後半へ下落 
  
3. 豪ドル/ドルが、1.05ドル前半を底値に反発へと転じる(同22:30過ぎ)  
  → 豪ドル/ドルが1.05ドル前半から1.06ドル台へ上昇、ユーロ/ドルが安値1.3077ドルから
    1.31ドル前半へ上昇

4. 欧州首脳: 「欧州安定メカニズム(ESM)を7月から稼働させることで合意」(2:00過ぎ)

5. パパンドレウ前ギリシャ首相: 「債務スワップ協議で重要な進展があった」(2:30前)   
  → ユーロ/ドルが1.31ドル半ば手前へ上昇


おはようございます。
30日のNY市場では、ユーロが反発しました。
昨晩のコメント後、欧州市場では、欧州株・米株価先物の下落や、上記1.2.でユーロ売り/ドル買いが進み、ユーロ/ドルは安値1.3077ドルまで下落しました。
しかし、NY市場では、豪ドル/ドルが反発へと転じたのをきっかけに、上記4.5.や、米株式市場が引けにかけて下げ幅を縮小したことなどを受けて、1.31ドル台を回復しました。
ユーロ/円は、ユーロ/ドルの下落に連れて一時、100円割れまで、ドル/円は、短期筋のストップロス注文をつけて、10月31日の介入時依頼の安値76.20円まで下落しましたが、売り一巡後は株式市場の反発とともに買い戻しが優勢となり、小幅反発しました。

昨日の欧米市場では、ポルトガル10年債利回り、対独10年債利回りスプレッドがそれぞれユーロ導入以来の最高水準まで到達したことや、ギリシャ第2次支援合意の見送り、ギリシャ債務スワップ協議の先送り、さらには株式市場の下落など、ユーロ売り材料には事欠かなかったにもかかわらず、ユーロ/ドルは豪ドル/ドルの反発をきっかけに反発しました。
ユーロ/ドルは、先週月曜日早朝のオセアニア市場で、マドをあけて1.28ドル台へ下落した後は、週をとおしてほぼ一本調子で上げ基調を辿り、金曜日のNY市場では、6週間ぶりの高値1.3233ドルをつけましたが、昨日の動きは、その調整と捉えるべきでしょう。
ユーロ/ドルは、FOMC声明発表後の安値水準である1.3080ドル割れで何とかサポートされましたね。注目していた豪ドル/ドルが、欧州市場序盤の段階でも続落していたので、少しヒヤヒヤしましたが...
昨晩の豪ドル/ドルの底値では米系ファンド筋、ユーロ/ドルの底値では米系ファンド筋や中東勢などからの大口の買いが観測されていました。為替相場は、これらの需給要因や株式市場の動向に振り回される展開がまだ続きそうです。
市場には、莫大な量のユーロショートポジションが残っていることと、FOMC声明によって米金融当局から長期に渡る米金利据え置きのお墨付きが与えられていること、この2点の基本スタンスを踏まえたうえで、確実に利益確定を入れながら、機動的に相場に相対する姿勢は継続です。
本日は、独1月雇用統計、米11月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米1月シカゴ購買部協会景気指数、米1月カンファレンス・ボード消費者信頼感指数の結果と、株式市場の動向に注目です。
本日も、よろしくお願い致します。



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2012年01月30日

1/30 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     76.65-76.78     100.74-101.45     1.3137-1.3228

東京17:00    76.69            100.89             1.3156


本日のアジア市場では、株安を受けてリスク回避の動きが強まりました。
金曜のNY市場で6週間ぶりの高値まで買われたユーロ/ドルは、英FT紙が「財政政策に関する権限の一部を欧州の機関に移すように求める計画に対してギリシャ政府が激怒している」と報じたのをきっかけに、アジア市場序盤から売りが強まりました。
さらに、日経平均株価、上海総合指数をはじめとするアジア株が軟調に推移したのを受けて、リスク回避のドル買い・円買いが広がったことや、豪ドル/ドルで金曜日の安値を割って豪ドル安/ドル高が進んだことなどを受けて、ユーロ/ドルは、1.31ドル前半まで下落、ユーロ/円も100円台へ下落しました。
ドル/円は序盤、ゴトウ日の仲値買いへの思惑から堅調に推移していましたが、買い一巡後は、株式市場の下落や、クロス円の下落に連れてジリ安へと転じました。

本日のアジア市場は、株価下落と豪ドル/ドルの下落という、朝のリスクシナリオに沿った動きとなりました。欧州時間に入ってからも、欧州株や米株価先物の下落を受けて、イタリア国債入札を控えた市場では、ユーロ売りが先行しています。
朝のコメント同様、株式市場の下落や、ポジション調整により、豪ドル/ドルが下げ止まらないのが気になりますね。豪ドル/ドルは先週25日の欧米市場での上昇時にあけたマド埋め(1.0470ドル近辺)を射程内に捉えてきています。
ドル売りの基本スタンスは変わりませんが、本日の欧米市場では、アジア市場に引き続き、まずは豪ドル/ドルの動向がユーロ/ドル相場の流れを決定することになりそうです。


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1/27 欧米市場

      ドル/円          ユーロ/円          ユーロ/ドル

    76.65-77.17     100.60-101.44      1.3080-1.3233

NY17:00    76.68           101.40             1.3224

○27日の市場で注目された材料
1. イタリア国債入札で、調達コストが前回より低下(日本時間19:00過ぎ) 
  → ユーロ/ドルが1.3100ドル前半から1.31ドル後半へ上昇  

2. 米第4四半期GDP速報値:+2.8%(予想は+3.0%)(同22:30) 
  
3. ロンドン・フィキシング(=値決め)でのポンド売り(同1:00前)  
  → ポンド/円が120円後半から120円前半へ下落、ユーロ/円が101.00円手前から安値100.60円へ下落

4. ギリシャ政府高官: 「ギリシャ債務再編をめぐる交渉の合意を原則として日曜日の夕方までに目指す」(5:00前)   → ユーロ/ドルが1.3200近辺から高値1.3233ドルへ上昇、ユーロ/円が101円前半から高値101.44円へ上昇


おはようございます。
27日のNY市場では、ドルが続落しました。
27日夜のコメント後、米フォードの決算や米第4四半期GDP速報値の悪化を受けて、それまで堅調に推移していた欧州株、米株価先物が反落、さらに米株式市場も下落するとドル買い、円買いが強まってユーロ/ドルは1.3100ドル割れ、ユーロ/円は100円半ばへ下落しました。
その後、NY市場午後に、米株式市場が下げ幅を縮小したことや、上記4.を受けてドル売り、円売りが優勢となってユーロ/ドルは6週間半ぶりの高値1.3233ドル、ユーロ/円は101円半ば手前まで上昇しました。
ドル/円は、株式市場の下落や上記3.を受けて欧米市場を通して続落、25日までの上昇分を全て吐き出し、週ベースで陰線を形成しての引けとなりました。

金曜日の市場は、ほぼイメージ通りの展開となりましたね。
27日のコメントで、「本日の欧米市場も、調整主導で株価動向に左右される展開となりそうですが、新たな欧州発の悪材料がない限り、来週に向けてドル相場は、昨年末からのユーロショートポジションの巻き戻しの動きと合わせて、再び売り圧力を受けることになりそうです」「ドル/円の上値の重さからは、まだ円売りポジションが残っていることが窺えます」と指摘しましたが、このイメージは今週も続行です。
27日のNY市場午後には、フィッチが欧州5カ国の格下げを発表するなど、「新たな欧州発の悪材料」が出ていたのですが、市場はほとんど反応しませんでした。
最近のユーロ反発にもかかわらず、シカゴIMMの非商業部門のユーロショートポジションは増加を続けており、今後もポジション調整のユーロ買い戻しが継続する可能性は高いでしょう。

今朝は、上記4.が結局、合意に至らなかったことへの失望や、豪ドル/ドルの下落を受けて、ユーロは反落して始まっているようですが、売り一巡後は、早朝に大きくマドを開けて売られた後、アジア時間午後に反発した先週月曜日と同じような流れをたどるのではないでしょうか。
リスクは、株式市場の下落と、来週の豪中銀理事会での利下げ観測が燻ぶる豪ドルが続落するケースでしょうね。

今週は、欧州では、本日のEU首脳会合、イタリア国債入札、水曜日のドイツ国債、木曜日のフランス国債入札の結果に注目です。米国では、水曜日の1月製造業ISM指数と金曜日の1月雇用統計の結果が注目されます。
今週もよろしくお願い致します。


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2012年01月27日

1/27 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     76.90-77.48     100.77-101.57     1.3078-1.3119

東京17:00    77.05            100.84             1.3087


本日のアジア市場では、調整主導でドル、円が堅調に推移しました。
株価が冴えない動きとなったのを受けて、ドル/円は序盤から軟調に推移していましたが、日本時間午後に入り、米系プレイヤーから昨日の安値77.30円割れで観測されていたストップロス注文を狙った大口の円買い・ドル売りが持ち込まれたのをきっかけに下げ足を速め、76.90円まで下落しました。
ユーロ/ドルも調整主導で上値の重い展開となりました。昨日、ドル売りを主導した豪ドル/ドルが調整売りで続落したことや、対ポンドでのユーロ売りが断続的に出回ったことなどを受けて、ユーロ/ドルは昨日の安値を割って1.3078ドルまで下落、また、ユーロ/円も101.00を割って100.77円まで下落しました。
その後、欧州市場に入り、イタリア国債入札で調達利回りが前回を下回ったことを好感して欧州株、米株価先物が上昇すると徐々にドル売りが強まり、ユーロ/ドルは1.3160ドル手前まで反発、ドル/円は安値圏での推移となっています。

本日の市場は、ほぼ朝のイメージどおり週末要因もあって、調整主導で株価動向に沿った動きとなっていますが、ドル/円の上値の重さからは、まだ円売りポジションが残っていることが窺えます。この後、NY市場に向けても、ポジション調整主導で、株価動向に振り回される展開が続きそうです。
米株式市場に与える影響の観点から、まもなく発表されるフォードなどの第4四半期決算の内容と、米第4四半期GDPの結果が注目されます。
週末ではありますが、結果次第によっては、ポジション調整のドル売り・円買いの余地がまだありそうです。


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1/26 欧米市場

      ドル/円          ユーロ/円          ユーロ/ドル

    77.29-77.67     101.42-102.20      1.3096-1.3183

NY17:00    77.45           101.49             1.3104

○26日の市場で注目された材料
1. ギリシャ債務スワップ交渉で、民間債権者が債務交換後の新発債表面利率を3.75%に修正した案を提出するとの噂(日本時間18:30前) 
  → ユーロ/ドルが1.3100ドル近辺から1.31ドル後半へ上昇、ユーロ/円が101円後半から102円前半へ上昇  

2. イタリア10年国債利回りが、12月8日以来の6%割れへ低下(同23:30過ぎ) 
  → ユーロ/ドルが高値1.3183ドルへ上昇、ユーロ/円が高値102.20円へ上昇

3. ロンドン・フィキシング(=値決め)でのドル売り(同1:00前)  
  → ドル/円が77円半ばから安値77.29円へ下落、

4. ダウ平均株価がマイナス転(同3:30過ぎ)   → ユーロ/ドルが1.31ドル割れへ下落、
ユーロ/円が安値101.42円へ下落


おはようございます。
昨日のNY市場では、円、ドルが堅調となりました。
欧州市場では、欧州株の上昇や、上記1.2.で円売り、ドル売りが進み、ユーロ/ドル、ユーロ/円は、それぞれ約5週間ぶりの高値まで上昇しました。
その後、NY市場では、ユーロ/ドル1.3200ドル手前のユーロ売り注文や、上記4.をきっかけとするユーロ/ドル1.3140ドル割れのストップロス注文誘発などにより、ユーロ/ドル、ユーロ/円は反落、ドル/円でも77円前半までドル安・円高が進みました。

FOMC終了後、市場ではドル売りが進みましたが、昨日のNY市場では、決め手不足から株式市場の動向に連れて調整色が強まりました。
円安進行の一服感や、米株の下落を受けて、今朝の日経平均株価も軟調地合いで寄り付いています。
また、昨日のアジア市場でドル売りを主導した豪ドル/ドルも朝から軟調となっていることから、本日のアジア市場は、週末要因も絡めて昨日のNY市場と同様の調整主導の動きとなりそうです。

FOMC前のコメントで、「仮に、明朝のFOMCで、米国の利上げ時期の遅れが示さるようなことがあれば、本邦貿易収支赤字化のネタなどは一発で吹っ飛んでしまいます」と指摘させていただいたとおり、米金融当局による異例の低金利据え置き期間の先送り=米金融当局による2年超の金利据え置き期間のお墨付き、は、これからのドル相場に重要なインパクトを与えます。
本日の欧米市場も、調整主導で株価動向に左右される展開となりそうですが、新たな欧州発の悪材料がない限り、来週に向けてドル相場は、昨年末からのユーロショートポジションの巻き戻しの動きと合わせて、再び売り圧力を受けることになりそうです。

本日は、株式市場の動向と、調整色の強まっている豪ドル/ドル相場の動向、欧米市場では、ドラギ欧州中銀総裁の発言、米第4四半期GDP速報値と、フォードをはじめとする一連の米第4四半期決算の結果に注目です。
本日もよろしくお願い致します。


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2012年01月26日

1/26 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     77.52-77.81     101.59-101.97     1.3090-1.3133

東京17:00    77.56            101.64             1.3105


本日のアジア市場では、ドルが続落しました。
米FOMC声明を受けてドル売りが進んだ前日のNY市場の流れを継いで、アジア市場でも序盤からドルは軟調に推移しました。さらに、日本時間午後に、ウリュカエフ・ロシア中銀筆頭副総裁が、「2月から豪ドル資産の購入を開始する可能性」と発言したのをきっかけに豪ドル買い・ドル売りが進んだことや、日本時間15:00のカットオフに向けて行使価格77.75円のドル/円の通貨オプションに伴うドル売り・円買いが進んだことなどによりドルは続落し、ドル/円は昨晩の安値を割って77.52円まで下落、ユーロ/ドルも昨晩の高値を越えて1.3133ドルまでドル安が進みました。

その後、欧州市場に入ってもドルは続落し、ドル/円は77.41円、ユーロ/ドルは12月21日以来の高値1.3174ドルまで到達、さらにユーロ/ドルの上昇に連れて、ユーロ/円は12月23日以来となる102円の大台を回復しています。
。ギリシャ債務削減交渉で、民間側が4%以下のギリシャ国債金利を受け入れたとの噂や、豪ドル/ドルの続伸などがドル売りの背景のようです。

序盤、軟調に推移していた欧州株や米株価先物が反発へと転じていることから、この後、NY市場に向けてもポジション調整の流れに沿って、ドル売りの流れが続きそうです。
米株式市場に与える影響の観点から、米企業第4四半期決算、米週間新規失業保険申請件数、米12月耐久財受注、米12月新築住宅販売件数の結果が注目されます。

24日にコメントさせていただいた、ロシア勢のユーロ買いに続き、本日は中銀筆頭副総裁から豪ドル買いの可能性が示されましたね。今後、市場参加者は、ロシアの外貨準備入れ替えの動きに、より注目してくると思います。これまでの動きからは、ドル売りに対する思惑を呼びそうですが・・・


posted by ウエスト at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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