2012年02月28日

2/29 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     80.01-80.69      107.30-108.45     1.3391-1.3452

東京17:00    80.64              108.42            1.3445


「円が『往って来い』」

本日のアジア市場では、円相場「往って来い」となりました。
ドル/円は、米国債の償還絡みのドル売り・円買いや、海外系ファンド勢のドルロングポジションの手仕舞い売り、さらに「エルピーダ・ショック」で売られた日経平均株価の動きを嫌気した円買いにより一旦、80円手前まで下落しました。その後、午後に入り、日経平均株価が9700円の大台を回復し、米株価先物も上げ幅を広げると、一転してリスク選好の円買いが優勢となって高値80.69円まで反発する「往って来い」の展開となりました。
また、クロス円も同様の展開となりました。ユーロ/円は107.30円まで売られた後、108円半ば、豪ドル/円は86.11円まで売られた後、87円手前まで反発しました。


「ドル/円でもドル安へ」
ドル/円は朝の下落後、反発へと転じましたが、週ベースでは、月曜早朝につけた81.66円を高値に上値の重い展開が続いています。
24日のコメントでは、80.50円を強引につけにいった際の超短期の過熱感から、ドル/円でのドル安進行の可能性を指摘しました。昨日早朝に81.50円を強引につけに行った海外系短期筋の動きからすると、超短期ベースでの円ショートポジションの巻き戻しが期待できそうです。





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2012年02月24日

2/24 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     79.93-80.64      106.84-107.85     1.3358-1.3384

東京17:00    80.55              107.73            1.3374


「円が続落」

本日のアジア市場は、円相場が続落しました。
昨日のNY市場午後に一時80円を割ったドル/円は、その後、海外勢の断続的な買いにより直ぐに80円の大台を回復しました。
アジア時間に入っても、ドル/円は決算を控えた本邦輸入企業からの買いや海外勢の買いにより続伸、さらに日本時間16時前には80.50円のオプション・トリガーを狙った海外ファンドの執拗な買いにより同水準を突破して昨年7月初旬以来の高値80.64円まで上昇しました。
ドル/円の上昇を受けて、クロス円でも円安が進み、ユーロ/円は昨年11月初旬以来の高値107.85円、豪ドル/円も昨年7月初旬以来の高値86.48円まで上昇しました。


「円安・ドル安」

このところ、円安進行の影に隠れていましたが、ユーロ/ドルもきっちりと上昇してきましたね。
先程、昨年12月以来となる1.3400ドルをつけました。
以前からご覧になっている方はご存じでしょうが、当ブログではギリシャ問題で市場が圧倒的にユーロ売りに傾いているときも一貫して「短期トレンドはドル安(=ユーロ高)」と主張してきました。
この先、ギリシャ、そしてユーロが超えなければならないハードルはまだ多いですが、少なくとも3月20日の国債大量償還のタイミングでのギリシャの無秩序なデフォルト入りは無くなった、そしてユーロが急落するリスクも大きく後退したという従来からのシナリオは、そのままキープです。
つまり、ユーロ/ドルには、まだまだ上げ余地があるということですね。


「インタアーバンク市場ではドル/円はマイナー通貨」

それから、ときどきご質問をいただくのですが、当ブログでドル相場の話がでるときは、ことわりがない限り、ドル/円以外のユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドルなどのドル・ストレートの通貨ペアの話だと思ってください。
インターバンク・ディーラー時代のクセで、ドル/円は二の次という図式が頭の中に出来上がってしまっているようです。クセはなかなか抜けないものですね。
バブルの破裂後、市場の全出来高に占めるドル/円の割合はずっと低下し続けていますし、介入などで相場に歪みが出やすいドル/円はテクニカル分析も困難で、実際、取引してもあまり面白くないですね。
私が今まで見た中で、こいつはNo.1と思うテクニカル・アナリストも「主要通貨ペアの中では、ドル/円とユーロ/円が一番難しい」とボヤいていました。
また、最近のドル高・円安は、ドル高というよりはクロス円絡みの円安の色合いが強いと考えています。先程の80.50円を強引につけにいった動き=超短期的な過熱感からすると、そろそろユーロ/ドルと同様、ドル/円でもドル安の芽が出てきているかなと感じています。


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2012年02月22日

2/22 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     79.69-80.07      105.44-106.14     1.3212-1.3261

東京17:00    80.04              106.12            1.3258


「円が続落」

本日のアジア市場は、円相場が続落しました。
ドル/円が、80円ちょうどのオプション・トリガーを狙った海外ファンドの執拗な円売り・ドル買いにより同水準をクリアして昨年8月初旬以来の高値80.07円まで上昇したのをきっかけに他通貨に対しても円売りが進みました。
後場の日経平均株価が上げ幅を拡大したことも円売りを加速させ、ユーロ/円は日本時間夕方には昨年11月中旬以来の高値106.32円まで上昇しました。

「虚脱感?」
昨日のNY市場は、主要通貨が総じて冴えない展開となりました。
注目の米株式市場も序盤は、ギリシャ情勢好転を受けて堅調となりましたが、買い一巡後は上げ幅を縮める流れとなりました。
やはり、このところ市場の注目を一身に集めていたギリシャ第2次支援の合意を受けた材料出尽くし感、一種の虚脱感からNY勢も積極的に仕掛ける意欲もなかったようですね。
本日は欧州市場に入っても、英中銀金融政策委員会議事要旨を受けて売られたポンドや、調整売りの続く豪ドルを除くとあまり動意を見せません。
市場が積極性を取り戻すまで、まだ少し時間がかかるかもしれません。


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2012年02月21日

2/21 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     79.55-79.85      105.05-106.00     1.3187-1.3293

東京17:00    79.79              105.74            1.3252


「円売りが進行」

本日のアジア市場は、円相場が軟調となりました。
日本時間昼前に報じられたギリシャ支援合意報道や、アジア株の上昇を好感してリスク選好、いわゆる「リスク・オン」の流れが強まり、ドル/円は昨日につけた昨年8月初旬以来の高値に迫る79.85円、ユーロ/円は昨年11月中旬以来となる106円台まで上昇しました。
ユーロ/ドルは、ギリシャ支援策合意を受けて、一旦高値の1.3293ドルまで上昇しましたが、欧州市場に入ると、材料手尽くし感からの手仕舞い売りや欧州株の下落、さらには豪中銀利下げ観測から売られた豪ドル/ドルの動きを受けて1.3200ドル割れまで反落しています。


「休場明けの米国勢の動きは?」

「3月20日問題をクリアするための最後の生みの苦しみの段階」をクリアしたユーロ相場は底値を固めつつあるようです。
もっとも、このところ、ギリシャの第2次支援を巡る欧州発のニュースによって散々上下に振り回された後だけに、目先、市場に材料出尽くし感が広がり、一旦は手仕舞い売りが進むことも避けられないでしょうね。
本日の欧米市場流れは、三連休明けの米国勢の動向、特に株式市場の動きにかかってきそうです。
今晩は、連休入り前にギリシャ支援合意期待で大きく買われた米国株が週明けも連騰となるかどうかに注目しましょう。個人的には、先週の米国株が水曜日の下落後は大きな調整もなく大きく続伸していることから、まずは利益確定売りが先行しそう、連騰は難しいのではと考えています。
結果的に、為替市場ではドル買いが先行することになりそうです。
もっとも、「短期的なドル安・ユーロ高トレンド」が継続なのは言うまでもありませんが。


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2012年02月17日

2/17 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     78.80-79.19      103.44-104.06     1.3116-1.3146

東京17:00    79.07              103.91            1.3142


「リスク選好相場が継続」

本日のアジア市場は、NY市場の流れを継いでリスク選好相場となりました。
欧州市場で一時1.30ドルを割って売られたユーロ/ドルは1.31ドル半ばまで反発、ユーロ/円は昨年12月初旬以来となる104円台まで上昇しました。
「ギリシャの無秩序なデフォルト」ならびに「ユーロ続落」を予想する声も多かった中、昨日のNY市場以降、ユーロは米景気指標の改善や、ギリシャの第2次支援実施への期待から反発へと転じました。
昨日指摘した、「あくまでも、現在のギリシャ情勢の混乱は、3月20日問題をクリアするための最後の生みの苦しみの段階」との認識は続行、「短期トレンドはドル売り」との見方もキープでよいでしょう。
もちろん、中長期的には、3月20日以降もギリシャの債務に関する問題が山積しているのは事実ですし、第2次支援に関しても、20日のユーロ圏財務相会合での合意をはじめとする多くのハードルが待ち構えています。
これらのハードルをクリアしていく段階では、ユーロ相場もまだ上下に振り回される展開が続くと思いますが、13日に指摘した「今朝のギリシャ議会での承認可決を受けて、3月20日の国債大量償還のタイミングで、ギリシャが無秩序なデフォルトに陥るリスクは大きく後退した」との認識のもと、確実に利益確定を入れながら、手堅く相場に相対しましょう。
繰り返しになりますが、「順張りのユーロ売りはリスキー」です。


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2012年02月16日

2/15 欧米市場

      ドル/円          ユーロ/円          ユーロ/ドル

    78.18-78.60      102.19-103.48      1.3044-1.3184

NY17:00    78.42            102.46             1.3065


「ユーロが下落」

15日の欧米市場では、複数のEU当局筋が、「ユーロ圏財務当局者がギリシャのデフォルトを回避しながら、同国への第2次支援の一部もしくはすべてについて延期する方策を検討している」と発言したのを嫌気してにユーロが売りが強まりました。
発言を受けて欧州株が下落したこともリスク回避のドル買い、円買いを加速させ、ユーロ/ドルは約1週間ぶりの安値1.3044ドル、ユーロ/円も2カ月ぶりの高値から102.20円割れまで下落しました。
このところ、ユーロ売りポジションの巻き戻しで反発していたユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドルなどで、ギリシャ支援延期を嫌気したユーロ売りが再び強まったこともユーロ安を加速させました。


「順張りのユーロ売りはリスキー」

今週の市場では週初、ギリシャ議会での緊縮財政策承認投票可決を受けてユーロが買われた後、ムーディーズによる欧州諸国の格下げ発表を嫌気してユーロが反落、さらにギリシャの第2次支援合意の遅れからユーロ安が進む流れとなっています。
その間、日銀の追加金融緩和実施を受けて円売りが進んだことによりユーロ/円をはじめとするクロス円が上昇した後、ギリシャ支援の遅れによるリスク回避の円買いで反落するなど、相変わらずギリシャ情勢に翻弄される展開が続いています。
現在のギリシャ情勢とユーロ売りをどう捉えるか、市場の見方も完全に二分されているようですね。
個人的には、「ギリシャ議会での緊縮財政承認を受けて、3月20日の国債大量償還のタイミングでギリシャが無秩序なデフォルトに陥るリスクは大きく後退した」「米金融当局による米低金利長期化のお墨付きと、ユーロ売りポジションの積み上がりから、短期トレンドはドル安である」との認識は引き続きキープと考えています。
あくまでも、現在のギリシャ情勢の混乱は、3月20日問題をクリアするための最後の生みの苦しみの段階、そしてユーロ売りも、米1月雇用統計発表後のユーロ高相場でできた超短期ポジションの調整売りの性格が強いと認識しています。
ユーロ/ドルは米雇用統計発表後のサポートレベルである1.3020ドル水準を視野に捉えており、足許はユーロの軟調地合いが続きそうですが、前述の基本認識を踏まえ、順張りのユーロ売りはリスキーと考えています。

posted by ウエスト at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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