2012年03月14日

3/14 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     82.87-83.32      108.38-108.80     1.3031-1.3089

東京17:00    83.23              108.58            1.3046


「円が続落」

本日のアジア市場では、円相場が続落しました。
円相場は、日経平均株価や米長期金利の上昇、さらに海外勢の断続的な売りにより続落しました。
ドル/円は、昨年4月中旬以来の高値83.32円まで上昇しました。
ユーロ/円は、温・中国首相発言を嫌気して下落した上海総合指数を受けて、日本時間夕方にはアジア市場での安値をつけましたが、売り一巡後は欧州勢の参入とともに急速に反発し、109円台まで円安が進みました。


「円キャリーとドル買い」

海外勢の断続的な円売りにより、ドル/円は83円台まで上昇しました。
一方、ユーロ/ドルでは、1.30ドル前半までユーロ安・ドル高が進んでいます。
3/9の米雇用統計発表前の記事で指摘させていただいたように、
株式市場の上昇 → リスクオンで円売り・ドル売り
的なイメージで見ると危険、特にユーロ/ドル等のドル・ストレート相場の流れを見誤ることになるとの図式に変わりはありません。
繰り返しになりますが、現在の市場は、日・米・欧をはじめとする主要中銀による金融緩和策の動向に焦点が当てられています。
このところクローズアップされていた米国のQE3導入に対する思惑が、米2月雇用統計改善とFOMC声明によって後退し、ドルの買い戻しにつながっているというポイントを見過ごさないようにしましょう。



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2012年03月13日

3/13 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     81.97-82.51      107.89-108.65     1.3148-1.3192

東京17:00    82.37              108.43            1.3164


「円が軟調」

本日のアジア市場では、円相場が下落しました。
日銀金融政策決定会合で追加金融緩和が決定されなかったことで、円は一時、全面高となりましたが、白川日銀総裁が会見で金融緩和継続スタンスを示すと一転して円は反落しました。
ドル/円は82円後半をつけた後、先程、欧州市場では82.80円手前まで上昇、ユーロ/円は108.70円超えまで上昇し、ともに先週の高値を突破して円安が進みました。


「円キャリー継続」

日銀の金融政策決定会合では長期国債買い入れの増額は見送られましたが、成長基盤強化のための資金供給枠の拡大が決定されました。
発表時間が大きくずれ込んだことで一時、思惑絡みの売買が交錯しましたが、海外勢は着実に円売りを進めています。
日本時間明朝には、注目のFOMC声明の発表を控えています。
足許の相場の流れは基本的に、先週、米2月雇用統計発表前に挙げたイメージのうちの、
米雇用統計改善 → 米追加緩和策導入への思惑が後退、円キャリー・ユーロキャリートレードが継続、円売り・ユーロ売り のパターンが続いています。
FOMC声明もこの流れに沿った、市場のQE3に対する期待を大幅に後退させるものになる可能性が高いと思われます。
まずは、円キャリトレード→ 円安の流れが続きそうですね。

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2012年03月12日

3/12 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     82.11-82.54      107.52-108.28     1.3079-1.3125

東京17:00    82.22              107.79            1.3110


「円が堅調」

本日のアジア市場では、円がしっかりとなりました。
米2月雇用統計改善を受けた週明けのアジア市場では、日経平均株価や米株価指数先物の下落を受けて円買いが強まりました。
さらに、3月末を控えた本邦輸出企業の円買いにもサポートされて円相場は底堅く推移し、ドル/円は82.11円、ユーロ/円は107.52円まで円高が進みました。


「米2月雇用統計発表後の為替市場」

注目の米2月雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想比改善を示し、さらに12月、1月分も上方修正される好結果となりました。
先週金曜日に挙げたイメージのうちの、
米雇用統計改善 → 米追加緩和策導入への思惑が後退、円キャリー・ユーロキャリートレードが継続、円売り・ユーロ売り のパターンとなったわけですね。
米雇用統計改善を受けて、QE3に対する市場の期待は大幅に後退しましたので、足許の流れは基本的に上記のパターンが継続でしょうね。
ただ、今の市場の流れが、日・米・欧をはじめとする主要中銀による金融緩和策の動向に左右されている状況に変化はありません。明日以降に日米両国の金融政策決定会合を控えて、いったんは警戒感から様子見ムードが強まる可能性が高そうです。
日銀の金融政策決定会合では、長期国債買い入れの増額幅と、買い入れ対象の国債の残存期間の延長幅、さらに、成長基盤強化のための資金供給の延長措置の動向が焦点となります。


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2012年03月09日

3/9 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     81.46-81.90      107.76-108.64     1.3217-1.3275

東京17:00    81.63              107.92            1.3221


「ユーロ売り」

本日のアジア市場では、ユーロが下落しました。
日本時間15:00にギリシャ政府が発表した債務交換の結果は、
「ギリシャ法に基づく参加率が85.8%」
「非ギリシャ法に基づく参加率が69%」
「全体で1720億ユーロの債務交換の申し出があった」というものでした。
また、「非ギリシャ法に基づく債務交換は23日まで受付期限が延長され」、
「集団行動条項(CAC)発動後の債務交換の参加率は95.7%」という発表もありました。

CAC発動後の不透明感に対する懸念から市場はユーロ売りで反応、さらに昨日のユーロ買いの手仕舞い売りもあって欧州市場序盤には、ユーロ/ドルは1.3210ドル手前、ユーロ/円は107.70円割れまで下落しました。


「米2月雇用統計とキャリートレード」

まもなく発表される米2月雇用統計ですが、
注目のポイントは、「FRBによる米追加緩和策導入の可能性が浮上するか否か」に尽きると思います。
米雇用統計悪化 → 米追加緩和策導入への思惑からドル売り
米雇用統計改善 → 米追加緩和策導入への思惑が後退、円キャリー・ユーロキャリートレードが継続、円売り・ユーロ売り
というイメージですね。

今の為替市場は、日・米・欧をはじめとする主要中銀による金融緩和策の動向に焦点が当てられていますので、単純に
米雇用統計悪化 → 株式市場が下落 → リスクオフで円買い・ドル買い
米雇用統計改善 → 株式市場が上昇 → リスクオンで円売り・ドル売り
的なイメージで見ると危ないですね。特に、ユーロ/ドル相場の流れを見誤ることになります。

今週前半、株式市場の下落を受けたリスクオフの円買いフローにもかかわらず、円買いの動きが限定的なものにとどまったことは指摘させていただいたとおりです。
この背景には、海外勢を主とする断続的な円売り=円キャリートレードの動きがあったことは言うまでもありません。

米2月雇用統計の市場予想は、失業率が8.3%(1月は8.3%)、非農業部門雇用者数が20.9万人の増加(1月は24.3万人増)となっています。


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2012年03月08日

3/8 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     81.08-81.40      106.60-107.25     1.3135-1.3183

東京17:00    81.32              107.16            1.3178


「円売り優勢」

本日のアジア市場では、円売りが進みました。
ギリシャ債務スワップ参加に対する懸念が後退、さらに前日のダウ株価指数の上昇を好感して日経平均株価も大幅上昇となったことからリスクオンのフローで円売りが広がり、ドル/円は81円半ばまで上昇、日本時間午後に107円台を回復したユーロ/円は欧州市場に入り108円台をつけました。


「キャリートレードの行方」
株式市場の下落を受けたリスクオフの円買いフローにもかかわらず、円買いの動きが限定的だったことは、昨日、指摘させていただいたとおりです。また、「米2月雇用統計までは、これらの円キャリートレードの動きがクロス円、ドル/円の下値をサポートすることになるでしょう。」との見通しもそのままキープです。
今の為替市場は、日・米・欧をはじめとする主要中銀による緩和策導入の効果ならびに追加緩和の可能性に敏感に反応する流れとなっています。
中でも、足許の市場では、先日、米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたように、米金融当局の追加緩和策導入に対する警戒度が急速に上昇しているようです。
そんな中、日本時間明日夜に発表される米2月雇用統計で、このところの改善トレンドが打ち消されるようなネガティブな結果がでれば、キャリートレードの流れが現在の円・ユーロから一挙にドルへと向かう可能性は十分にあります。
「今後のドル/円の続伸、ユーロ/ドルの反発の可能性は米雇用統計発表後に見極められることになるでしょう」との見通しは継続です。


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2012年03月07日

3/7 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     80.59-80.94      105.71-106.40     1.3110-1.3153

東京17:00    80.76              106.09            1.3136


「一進一退」

本日のアジア市場では、主要通貨が一進一退となりました。
ドル円は81円台回復はできずに80円半ばから81円手前での揉み合い。
ユーロ/円は106円半ば手前で上値を攻めあぐね、他のクロス円も同様の動きとなっています。


「キャリートレード継続」
今週は、英中銀金融政策委員会・欧州中銀理事会、2月ADP全米雇用報告、米2月雇用統計などの注目イベントが控えており、警戒感から動意が出にくい展開となっていますね。
そんな中、ギリシャ問題への懸念から市場は再びリスクオフの動きを強めていますが、株式市場の下げの割には、ドル/円、クロス円の下げは限定的です。
ユーロ/円の105円台、豪ドル/円の84円台では、海外系ファンドからの円売りが断続的に観測されています。
米2月雇用統計までは、これらの円キャリートレードの動きがクロス円、ドル/円の下値をサポートすることになるでしょう。


posted by ウエスト at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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