2012年03月05日

3/5 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     81.15-81.87      107.00-108.05     1.3172-1.3214

東京17:00    81.18              107.01            1.3182


「円が堅調」

本日のアジア市場では、円相場が上昇しました。
中国で本日から開催されている全国人民代表大会でGDP成長率目標が引き下げられたのを嫌気して上海総合指数が下落すると、日経平均をはじめとする他のアジア株も下落、さらに米株価先物も連れ安となりました。株式市場の下落を受けて、為替市場ではリスク回避フローが強まり、日本時間夕方にはドル/円は81円前半、ユーロ/円は107.00円割れまで円高が進行、また、ユーロ/ドルでは1.31ドル半ばまでドル高が進みました。


「キャリートレード」
アジア時間では、株式市場の下落を受けて円買いが進みましたが、欧州市場に入ってからは欧州株、米株価先物が下げを縮めていることなどから徐々に円売りが優勢となって、ドル/円は81円半ば、ユーロ/円は107円後半まで反発しています。
今週は、金曜日に米2月雇用統計発表というイベントを控えていますが、それまでは、先週2日に指摘させていただいた、円キャリー・ユーロキャリートレードの流れが市場のメイントレンドとなる展開に変化はなさそうです。
例年、円高傾向の強い2月末から3月に入っても市場の予想に反してドル/円が続伸していることや、ユーロ/ドルが先週から軟調となっていることも、すべてキャリートレードの動きで説明ができますね。
米雇用統計で、このところの米雇用市場の改善トレンドが打ち消されるようなネガティブな結果がでれば、市場の目が再び、FOMC声明で明示された米低金利政策の長期化=ドル売りへと向かう可能性も十分にあります。
今後のドル/円の続伸、ユーロ/ドルの続落の可能性は米雇用統計発表後に見極められることになるでしょう。




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2012年03月02日

3/2 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     81.09-81.71      107.95-108.45     1.3265-1.3333

東京17:00    81.70              108.39            1.3266


「円が軟調」

本日のアジア市場では、円が下落しました。
3月決算末を控えた本邦輸入企業による外貨買い・円売りや、アジア株の上昇、さらには、アサヒグループによる東欧ビールメーカー買収に伴うユーロ買い・円売りなどを受けて円相場は軟調に推移しました。ドル/円は週の高値を更新して81.71円、ユーロ/円は週の高値に迫る108.45円まで円安が進みました。


「キャリートレードへの思惑」
日銀の追加緩和策発表と、2月29日の欧州中銀による2回目の3年物長期資金供給オペ(LTRO)実施以降、市場では、主要中銀による流動性供給の実効性ならびに、その結果としての円キャリー、ユーロキャリートレードの進行に焦点が当てられているようです。FOMC声明でいち早く低金利政策の長期化を宣言した米FRBですが、その後の米雇用統計の改善傾向や、バーナンキFRB議長の議会証言などを受けて足許の市場では一旦、米国の低金利政策への注目度は低下し、円、ユーロに対してドルが強含む要因となっています。
来週金曜日の米2月雇用統計までは、キャリートレードの流れから目が離せない展開が続きそうです。

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2012年02月28日

2/29 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     80.01-80.69      107.30-108.45     1.3391-1.3452

東京17:00    80.64              108.42            1.3445


「円が『往って来い』」

本日のアジア市場では、円相場「往って来い」となりました。
ドル/円は、米国債の償還絡みのドル売り・円買いや、海外系ファンド勢のドルロングポジションの手仕舞い売り、さらに「エルピーダ・ショック」で売られた日経平均株価の動きを嫌気した円買いにより一旦、80円手前まで下落しました。その後、午後に入り、日経平均株価が9700円の大台を回復し、米株価先物も上げ幅を広げると、一転してリスク選好の円買いが優勢となって高値80.69円まで反発する「往って来い」の展開となりました。
また、クロス円も同様の展開となりました。ユーロ/円は107.30円まで売られた後、108円半ば、豪ドル/円は86.11円まで売られた後、87円手前まで反発しました。


「ドル/円でもドル安へ」
ドル/円は朝の下落後、反発へと転じましたが、週ベースでは、月曜早朝につけた81.66円を高値に上値の重い展開が続いています。
24日のコメントでは、80.50円を強引につけにいった際の超短期の過熱感から、ドル/円でのドル安進行の可能性を指摘しました。昨日早朝に81.50円を強引につけに行った海外系短期筋の動きからすると、超短期ベースでの円ショートポジションの巻き戻しが期待できそうです。



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2012年02月24日

2/24 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     79.93-80.64      106.84-107.85     1.3358-1.3384

東京17:00    80.55              107.73            1.3374


「円が続落」

本日のアジア市場は、円相場が続落しました。
昨日のNY市場午後に一時80円を割ったドル/円は、その後、海外勢の断続的な買いにより直ぐに80円の大台を回復しました。
アジア時間に入っても、ドル/円は決算を控えた本邦輸入企業からの買いや海外勢の買いにより続伸、さらに日本時間16時前には80.50円のオプション・トリガーを狙った海外ファンドの執拗な買いにより同水準を突破して昨年7月初旬以来の高値80.64円まで上昇しました。
ドル/円の上昇を受けて、クロス円でも円安が進み、ユーロ/円は昨年11月初旬以来の高値107.85円、豪ドル/円も昨年7月初旬以来の高値86.48円まで上昇しました。


「円安・ドル安」

このところ、円安進行の影に隠れていましたが、ユーロ/ドルもきっちりと上昇してきましたね。
先程、昨年12月以来となる1.3400ドルをつけました。
以前からご覧になっている方はご存じでしょうが、当ブログではギリシャ問題で市場が圧倒的にユーロ売りに傾いているときも一貫して「短期トレンドはドル安(=ユーロ高)」と主張してきました。
この先、ギリシャ、そしてユーロが超えなければならないハードルはまだ多いですが、少なくとも3月20日の国債大量償還のタイミングでのギリシャの無秩序なデフォルト入りは無くなった、そしてユーロが急落するリスクも大きく後退したという従来からのシナリオは、そのままキープです。
つまり、ユーロ/ドルには、まだまだ上げ余地があるということですね。


「インタアーバンク市場ではドル/円はマイナー通貨」

それから、ときどきご質問をいただくのですが、当ブログでドル相場の話がでるときは、ことわりがない限り、ドル/円以外のユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドルなどのドル・ストレートの通貨ペアの話だと思ってください。
インターバンク・ディーラー時代のクセで、ドル/円は二の次という図式が頭の中に出来上がってしまっているようです。クセはなかなか抜けないものですね。
バブルの破裂後、市場の全出来高に占めるドル/円の割合はずっと低下し続けていますし、介入などで相場に歪みが出やすいドル/円はテクニカル分析も困難で、実際、取引してもあまり面白くないですね。
私が今まで見た中で、こいつはNo.1と思うテクニカル・アナリストも「主要通貨ペアの中では、ドル/円とユーロ/円が一番難しい」とボヤいていました。
また、最近のドル高・円安は、ドル高というよりはクロス円絡みの円安の色合いが強いと考えています。先程の80.50円を強引につけにいった動き=超短期的な過熱感からすると、そろそろユーロ/ドルと同様、ドル/円でもドル安の芽が出てきているかなと感じています。


posted by ウエスト at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月22日

2/22 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     79.69-80.07      105.44-106.14     1.3212-1.3261

東京17:00    80.04              106.12            1.3258


「円が続落」

本日のアジア市場は、円相場が続落しました。
ドル/円が、80円ちょうどのオプション・トリガーを狙った海外ファンドの執拗な円売り・ドル買いにより同水準をクリアして昨年8月初旬以来の高値80.07円まで上昇したのをきっかけに他通貨に対しても円売りが進みました。
後場の日経平均株価が上げ幅を拡大したことも円売りを加速させ、ユーロ/円は日本時間夕方には昨年11月中旬以来の高値106.32円まで上昇しました。

「虚脱感?」
昨日のNY市場は、主要通貨が総じて冴えない展開となりました。
注目の米株式市場も序盤は、ギリシャ情勢好転を受けて堅調となりましたが、買い一巡後は上げ幅を縮める流れとなりました。
やはり、このところ市場の注目を一身に集めていたギリシャ第2次支援の合意を受けた材料出尽くし感、一種の虚脱感からNY勢も積極的に仕掛ける意欲もなかったようですね。
本日は欧州市場に入っても、英中銀金融政策委員会議事要旨を受けて売られたポンドや、調整売りの続く豪ドルを除くとあまり動意を見せません。
市場が積極性を取り戻すまで、まだ少し時間がかかるかもしれません。


posted by ウエスト at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月21日

2/21 アジア市場

        ドル/円         ユーロ/円         ユーロ/ドル

     79.55-79.85      105.05-106.00     1.3187-1.3293

東京17:00    79.79              105.74            1.3252


「円売りが進行」

本日のアジア市場は、円相場が軟調となりました。
日本時間昼前に報じられたギリシャ支援合意報道や、アジア株の上昇を好感してリスク選好、いわゆる「リスク・オン」の流れが強まり、ドル/円は昨日につけた昨年8月初旬以来の高値に迫る79.85円、ユーロ/円は昨年11月中旬以来となる106円台まで上昇しました。
ユーロ/ドルは、ギリシャ支援策合意を受けて、一旦高値の1.3293ドルまで上昇しましたが、欧州市場に入ると、材料手尽くし感からの手仕舞い売りや欧州株の下落、さらには豪中銀利下げ観測から売られた豪ドル/ドルの動きを受けて1.3200ドル割れまで反落しています。


「休場明けの米国勢の動きは?」

「3月20日問題をクリアするための最後の生みの苦しみの段階」をクリアしたユーロ相場は底値を固めつつあるようです。
もっとも、このところ、ギリシャの第2次支援を巡る欧州発のニュースによって散々上下に振り回された後だけに、目先、市場に材料出尽くし感が広がり、一旦は手仕舞い売りが進むことも避けられないでしょうね。
本日の欧米市場流れは、三連休明けの米国勢の動向、特に株式市場の動きにかかってきそうです。
今晩は、連休入り前にギリシャ支援合意期待で大きく買われた米国株が週明けも連騰となるかどうかに注目しましょう。個人的には、先週の米国株が水曜日の下落後は大きな調整もなく大きく続伸していることから、まずは利益確定売りが先行しそう、連騰は難しいのではと考えています。
結果的に、為替市場ではドル買いが先行することになりそうです。
もっとも、「短期的なドル安・ユーロ高トレンド」が継続なのは言うまでもありませんが。


posted by ウエスト at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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